大動脈解離の症状や治療方法を知っておく

芸能人などが亡くなったとき、死因などが出されることがあります。
その時にたまに聞く言葉として大動脈解離があるかもしれません。
大動脈は心臓から送り出される太い血管を指します。
大動脈解離はこの大動脈が裂けた状態と言われています。
血管が裂けたら大変なように感じますが、いくつかの状態があります。
大動脈には内膜、中膜、外膜があり、このうち中膜が避けた状態を言います。
胸や背中に激痛が走るといわれています。
治療には薬などを用いる内科的な方法と手術などの外科的な方法があります。
スタンフォードA型解離は血管が使えない状態と判断されたときに行われ、血管の置換手術を行います。
スタンフォードB型解離は、すぐに手術が必要な状態ではありません。
そこでまず薬による内科的な治療を行います。
血管に負担をかけないよう、血圧が上がりすぎないようにコントロールをしながら修復をしていきます。
大動脈解離は大変な病気のように感じますが、すべてにおいて手術が必要なわけではありません。